どうもこんにちは、Mrhappyです。
前回の記事に引き続きヨーロッパ旅行の続きを書いていきたいと思います！
こちらの記事からつながっていますのでよろしければご覧ください。
タリスとは
Wikipediaより引用です。
タリスは、ヨーロッパのフランス・ベルギー・オランダ・ドイツの4カ国を結ぶ高速列車。ユーロスターと同様、フランスのTGVを基本にしており、電化方式の異なる区間を走行するため、様々な工夫が施されている。最高速度は300km/h。
つまりタリスに乗ることでベルギーとオランダを行き来することができるのです。
車両クラスは下記3クラスあります。
- Standard
- Comfort
- Premium
乗車券と座席指定券の予約が必要ですが、乗車券についてはeurail passでカバーすることができます。happyは１等車のeurail passを持っていたため、本来であればComfort以上にも乗れるのですが、予約サイトを見るとStandardしか空いていなかったためやむを得ずStandardクラスを予約しました。
また同じクラスでも時間帯や予約状況によって値段が変動するみたいで、いい時間ほど高くなるようでした。
座席はこちらの公式サイトから購入できます。
英語のページですがそれほど難しい操作ではないと思うのでチャレンジしてみてください。クレジットカード決済可能で、購入後はQRコード付きのチケットがメールで送られてきます。
滞在日程
今回のブリュッセルには合計3泊する予定です。とはいえ、1泊目は到着日ですでに夕方ですので実働2日間観光することができます。
| 1日目 | 18:30 ブリュッセル空港着 |
| モクシーブリュッセル泊 | |
| 2日目 | ブルージュ観光 |
| アリスグランプラスホテル泊 | |
| 3日目 | オランダ・アムステルダム観光⇐今回の内容 |
| アリスグランプラスホテル泊 | |
| 4日目 | ジュネーブへフライト |
ベルギーを拠点にしているのですが、タリスに乗ることでオランダに日帰り旅行もできちゃいます。ベルギーとオランダ間は片道約２時間です。
happyはホテルをブリュッセル中央駅のそばに予約していますが、タリスはブリュッセル南駅から出発しており、中央駅からは乗ることができません。中央駅と南駅間は在来線で10分ほどなので乗り換えの手間はありますがそれほど問題ではありません。
タリスに乗車
ブリュッセル南駅からタリスに乗車します。昔タリスで銃乱射事件があったらしくその影響なのか警備員のような人がホームにたくさんいました。タリスのほかにヨーロッパにはユーロスターという高速鉄道も走っていますが、こちらはイギリス方面にも行くので飛行機に乗る前のような保安検査があります。タリスに乗車する場合は保安検査のようなものは一切なく、改札もないのでホームまで直行できます。
日本の新幹線との大きな違いは動力車の数です。日本は動力分散方式、タリスは動力集中方式です。どういうことかと言うと、車両を動かすモーターが新幹線の場合は多数の車両についている一方、タリスは先頭車両にしか動力車がありません。一長一短あるようですが、動力分散方式は加速が早い一方、動力集中方式は最高速度が高速化しやすいというメリットがあるようです。
車内で朝ごはん
今回はタリスのスタンダード車両に乗車しました。新幹線よりも若干シートピッチが狭いように感じますが、十分快適な座席です。
前日にブルージュで買ったクロワッサンとキッシュで朝ごはんです。
食堂車へ行ってみた
食堂車というと大げさかもしれませんが、タリスにはワゴン販売がない代わりにこのようにドリンクや軽食を販売するお店のようなものがあります。
記念にカフェラテとココアを注文してみました。クレジットカードが使えました。やる気のなさそうな店員さんは、コップにふたを付けてくれませんでした（笑）
カフェラテもココアもインスタントの粉にお湯を注いだだけのような非常に簡素なもので、具体的な値段は忘れましたが日本人の感覚からするとかなり割高な値段設定でした。
食堂車には共有スペースもあり、コミュ力高めなビジネスマンが何かしらの議論をしていました。
アムステルダム駅に到着
電車は定刻通りアムステルダム中央駅に到着しました。
途中駅にアムステルダム国際空港駅というのがありました。昔成田空港にも新幹線を通す計画があったようですが、空港に新幹線駅があるという利便性の高さには驚きました。
駅を出たところのアムステルダム中央駅の写真です。聞いた話によると東京駅はこのアムステルダム中央駅を参考にデザインされたとのことです。確かに似てますよね。
まとめ
簡単ですが、ベルギーのブリュッセルからオランダのアムステルダムまで高速鉄道のタリスに乗った時の様子をお届けしました。こんなに簡単に隣の国に行けてしまうのも、日本ではできない貴重な経験であります。
タリスを予約するときは直前だとかなり埋まりやすいので、乗る予定のある人は早めの予約をお勧めします。
