どうもこんにちは、Mrhappyです。ある朝NHKのニュースを見ていたらLINEが信用情報サービス「LINE score」を実施するとの報道を目にしました。その新しいLINE scoreについて利用者の観点からメリットと危険性について考察したいと思います。
LIEN scoreの概要
無料の通話やメッセージサービスを展開するLINE、いまではほとんどの人のスマホに入っているアプリではないでしょうか?そのLINEが今回始める信用情報サービスとはどんなものなのでしょうか。
ーかんたんにスコアを診断、広がる可能性
「LINE Score」の操作はとっても簡単です。
利用前に規約に同意いただき、あなたのライフスタイルに関する15の質問に回答するだけ。AIがライフスタイル情報とLINEサービスの利用状況をもとに100~1,000点のスコアを算出。
スコアに応じたキャンペーンや特典をご提示しあなたの日常をちょっと豊かにするサービスです。
ーすべてはLINEから
「LINE Score」はLINEからあなたのスコアやキャンペーン・特典が確認できます。また、LINEの決済サービスや家計簿などの利用でスコアは日々変化します。
ー楽しくてお得なキャンペーン
あなたのスコアにあわせて最適なキャンペーンや特典をご提案。駐車場、会場などの「空間」。ファッション、アクセサリーなどの「モノ」。家事代行などの「スキル」。様々なキャンペーンがあなたの日常を豊かにします。
出典:LINE Score 公式ブログ
つまりLINEが運営するサービスの利用状況やアンケート回答結果をもとに一人一人にスコアを付与して、それに応じた特典などが受けられるというサービスです。
お得なキャンペーンも実施
現時点でもLINE scoreの点数に応じた様々なサービスが企画されています。happyが最も気になったのはLINEpayの付与率アップキャンペーンです。
●ポイント付与率
・グリーン(スコア726~1,000):
お支払いのたびに2%還元
さらにコード支払い時+3%還元
・ブルー(スコア626~725):
お支払いのたびに1%還元
さらにコード支払い時+3%還元※スコアが625以下の方はランクアップの適用外となります。
出典:LINE Score 公式ブログ
実際に726点を取るのがどれほど難しいのかわかりませんがスコアが高ければ、前月に10万円ほど決済しないと獲得できないグリーンのマイカラ―を獲得できるので利用価値がありそうです。その他のキャンペーン詳細はこちら。
今夏リリース予定LINE Pocket Moneyとは
LINE scoreと同時にLINE Pocket Moneyのサービスのリリース予定も発表されました。
貸付利率やご利用可能額は「LINE Score」で算出されたスコアをもとにユーザー一人ひとりに適した貸付利率(年率)とご利用可能額が決定されます。
スコアはあなたの「LINE Score」でライフスタイルに関する15の質問に回答すると算出されます。
LINE Pocket Moneyは「どこでも」「いつでも」「簡単に」LINEアプリで申込・借入・返済ができます。
出典:LINE Score 公式ブログ
ついにLINEが貸金業にも乗り出しましたね。貸出利率がスコアによって変動するというのが特徴のようです。
中国ではスコアが人生を決める?
LINE scoreの発表を見た時に中国での同様のサービスを思い浮かべた人もいるのではないでしょうか?中国では大手通販企業「アリババ」が「芝麻信用」という信用情報サービスを提供しています。350~950点の間でスコアが算出され、信用情報が高ければそれだけ様々なサービスが受けられますが、中国ではもっといろいろな場面で利用されています。
スコア算出の参考項目
・ クレジットカードの返済履歴
・ アリババの運営するSNS上の交流関係
・ アリババでの支払い履歴
・ 車、不動産の保有状況
・ 学歴や職歴出典:J.Score Style
中国ではあらゆる個人情報がスコア算出の項目になっていますね。
婚活、就活でスコアがみられる⁉
例えば中国では婚活サイトにスコアを記載する欄があります。利用者は相手がどんな人かスコアをもとに判断することができます。このようにスコアが高いと婚活や就活で有利に働くため、クレジットヒストリーなどに気を付ける人が増えています。
LINE scoreの危険性を考察
ではスコアリングサービスの危険性について考察したいと思います。現状では資産状況や学歴、トーク履歴などはスコアの算出項目ではないとされていますが、今後スコアが日本でも当たり前になってこれば、様々な個人情報の提出を要求されるかもしれません。もし提出を拒めばスコアが低くなりあらゆる生活面で不利益を被る可能性だってあります。全ての人を公平な指標で評価することができるのである意味便利かもしれませんが、スコアをベースにした新たな身分制度にもなりかねません。
まとめ
日本では馴染みのないスコアという概念、今後どれだけ普及するかわかりませんが、happyはしばらく様子を見ようと思います。しかしLINE score普及に向け様々なお得なキャンペーンが実施されることも事実でしょう。超お得なキャンペーンがあるようであればhappyも使い始めるかもしれませんが(笑)皆さんは信用情報サービスを使いますか?では!